１０００ｃｃの戦士
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「きゃぁぁぁぁ！」
森の中に女性の悲鳴が響き渡る。
森を縦断する細い街道。その一角で１人の女性が数人の野党と思しき連中に詰め寄られていた。
木の根にしゃがみこんで震えるドレス姿の女性に、野党のリーダーと思しき小柄な人間がずぃっと前に進み出る。
「ねぇちゃんよぉ。あの村のものだな。だったら、ちょいと頼みたいことがあるんだけれどよぉ。」
リーダーの声はかなりハスキーだ。容姿も野暮ったい全身を覆う服装だが、逆に細身の身体が目立ってしまう。リーダーも女性、いやまだ少女といった方がいいくらいの年であろう。
本人はどすの効いた声を出しているつもりらしいが、全く迫力はない。
「わ、わ、私に一体・・・・。」
「いや、なに。村へのメッセンジャーになってもらいたくてね。」
「な、なにをする気！？」
「なぁに。その身体にメッセージを刻んでやるだけだから。」
努めて迫力を出そうと、リーダーの女性はにやりとした笑いを浮かべる。しかし、白い幼い顔立ちでは可愛さばかりが目立って迫力は全く感じられない。
ただ、顔に迫力はなくても手に光るナイフの方は十二分な迫力を持っている。ドレス姿の女性は顔を引きつらせ、目をぎゅっとつぶる。
「ひっ。」
「怨むなら、私達の言うことを聞かない村長を怨むんだな。」
一体どのくらいの時間が立っただろう。リーダーの女性は、額にびっしょりと汗を浮かべて、手に持ったナイフを振り降ろそうとしている。だが、それは震えるばかりで全然動かない。
やがて、後ろに控えていた野郎の野党の１人、スキンヘッドの大男がリーダーのナイフをそっと押さえた。
「お嬢、やはり無理なことはお止めになった方が・・・。」
「！？なっ。ば、馬鹿！お嬢って呼ぶなっていっただろう！！」
顔を赤くして裏拳を飛ばすリーダー。小さな拳がスキンヘッドの頬を直撃したが、スキンヘッドはびくともしなかった。
「お嬢。後は我々がやりますので。」
「馬鹿！私がやるといったらやるんだ！！」
「待て！そこまでだ！！」
リーダーの女性とスキンヘッドの喧嘩に割り込む謎の声。野党が振り返るとそこには、１人の旅装束の男が立っていた。
「おのれ、野党ども。この街道の真ん中で女性に狼藉とはふてい野郎どもだ。そこになおれい。私が成敗してくれる。」
「ええい！邪魔をするな！」
野党達は、一斉に剣を抜き放つ。リーダーの少女も短剣を構えなおす。その隙にドレス姿の女性は這うようにして後ろに下がる。
男はにこりと笑うと歯を光らせた。
「お嬢さん。この私が来たからにはもう大丈夫です。安心してください。」
「ええい！」
男に対して正面から斬りかかる野党。男は、ふわりと横にかわすと野党の首元に手刀を叩きこんだ。
「愚かものめが。」
倒れこんだままぴくりとも動かなくなった野党に対して言い放つ男。男は背中に手を回すとすらり何かを引き抜いた。
野党達は驚愕する。
「な！」
「なんだそれは！」
「ふっ。これだから無知な輩は困る。これは浣○器と言うのだ。」
そう、男が手にした物は巨大な浣○器であった。尖った先端を野党達の方へと向け構える。
野党達は慌てる。
「待て！そんなことを聞いているのではなくて！」
「問答無用！」
男は浣○器をブン！と振り回す。剣で受け止めそこなった１人が鈍い音とともに地面に沈む。１人、また１人と倒れて行く中、スキンヘッドが叫んだ。
「お嬢！ここは私が引き受けます！早く！早く逃げてください！」
「そ、そういうわけには！」
「早く！・・・・うわぁ！」
「ああああああ・・・・・。」
善戦していたスキンヘッドも地面に沈んだ。ナイフを持ったままへたりこむリーダー。そこへ巨大な浣○器のピストンをゆっくりと動かしながら男がやってくる。キュポォォン、キュポォォンという異様な音が静かになった森に響き渡る。
リーダーは真っ青になってがたがたと震える。もはや、恐怖のため動くこともできない。
「お前も仲間か。」
「あああああああ。」
「私は脅える女性を痛めつけるのは趣味ではない。だが、悪党となれば話は別だ。」
男はピストンを動かす。キュポォォンと音が木々の間に消えて行く。
「・・・御仕置きだな。・・ちょっとこっちに来い。」
「きゃああああああ！！いやぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ．．．．．．．．．．。」
リーダーの女性の悲鳴が森の奥へ遠ざかる。しばらくして悲鳴がぷっつりととだえた。
「さぁ、もう大丈夫ですよ。お嬢さん。」
なぜか濡れた浣○器を抱えた男が街道へと戻ってくる。にこやかに微笑んだ笑顔で歯がきらりと光る。
だが、そこには誰もいなかった。
「お〜い。おぜうさぁぁぁん。」
「なにぃ！？ミーナがヤられただとぉぉぉ！！」
野党の砦の奥、かなりの広さの広間に座った大柄な女が叫ぶ。ぴったりとした真っ赤な皮の鎧を着込み、むき出しの赤銅色の二の腕には筋肉が盛り上がる。
手には大きなグラスが握られおり、真っ赤な酒がなみなみと注がれている。
「で！？お前達はミーナを救いもしないでおめおめと逃げ帰ったのかい！？」
「い、いえ・・・我々はお嬢を救おうと努力したのですが、皆やられてしまって・・。」
ものすごく申し訳なさそうな顔をしたスキンヘッドに、女は手に持ったグラスの中身をぶちまけた。スキンヘッドの顔に真っ赤な酒がしたたり落ちる。
「・・・・・。・・・・。ミーナは今どうしているんだい。」
「お部屋の方へこもったきりで・・・。相当ショックが大きいかった見えて・・・。」
「あたりまえだ！無能どもめ。で、ミーナをヤッた男はどうした！」
「れ、例の村へと行ったらしいです。今、ピートが調べに行っています。」
「そうか。では、戻りしだい村へ攻めこむ。準備をしろ！」
「は、はい！」
慌てて広場を出て行く野党達を見送った女は、グラスに酒を注ぎなおした。
「くそっ。可愛い妹によくも・・・。ぶち殺してやる！」
「そういう物騒な台詞はお止めなさいって言ったでしょう、シャーナ。」
「あ、ローナ姉貴・・・。」
いつの間にか、筋肉女シャーナの横に１人の女性が立っていた。白い長いローブに長い黒髪、白い素顔。この野党組織の頭を勤める女性、ローナである。
「ミーナの様子は？」
「眠ったわ。相当な恐怖を味わった様ね。今夜は付きっきりでやらないと。」
「そうか。」
「出かけるの？」
シャーナは、拳をバチンと打ち合わせた。
「ああ、ミーナの敵を撃たんといかんからな。」
シャーナは、杯に残った酒をぐぃっと飲み干すと、椅子から立ち上がる。脇に立てかけてあった巨大なグレードソードを軽々とかつぎ上げた。
「ついでだ。あの村への脅しも兼ねてな。」
「ええ、お願いね。」
ローナは、頼もしそうにシャーナの広い背中を見送ると、ゆっくりとミーナの部屋へと戻るのであった。
「昼間は娘の危機を救っていただいたそうで・・・。」
「いやぁ、私は悪人を成敗しただけですよ。」
丁重に頭を下げる村長。対する男はきらりと歯を光らせた。
「ほれ。お前も礼を言いなさい。」
「どうもありがとうございました。」
村長の後ろに隠れていた娘がちょっと脇に出てきて頭を下げる。男と目が会うと慌てて顔を伏せる。耳まで真っ赤になっているのが初々しい。
「どうでしょうか、旅の方。今日は私共の家へとお泊まりになっては。もう日も落ちますし。」
「・・・申し訳ありません。お言葉に甘えることにいたします。」
「それは良かった。娘も喜ぶでしょう。何もない村ですが、精一杯お世話いたしますよ。」
「はっ。ありがとうございます。」
その夜、男は村長の家の一室でふっと目を覚ました。何か聞こえる。人のざわめき・・・叫び・・・そして、悲鳴。男は一挙動で跳ね起き、枕元に置いてあった浣○器を手にする。
「ふっ。昼間の悪党達だな。懲りない連中だ。」
「抵抗する奴は構わん、殺せ！」
馬の上から次々に指示を飛ばす巨漢の女性シャーナ。その指示に従い配下が散って行く。やがて、村のそこそこから炎があがった。先発隊の奇襲だ。
「例の男は村長の家だそうだ！首をとった奴には金貨１０枚をだすぞ！生け捕りならば金貨２０枚だ！いいな！」
「うぉぉぉ！」
「いくぞ！」
シャーナ以下約２０名程の馬にまたがった連中が、村に向かって突進する。
炎で混乱していた村人は、シャーナ達の突撃で更に混乱し、逃げ惑う。盗賊達は、村人を追い回したり、棒で叩き伏せたりと傍若無人の振る舞いをする。彼らの目的は、村人へ恐怖を植え付けることである。そして毎月貢ぎ物を要求するのだ。略奪によって全てを奪い去るより、はるかに効率が良い。
「ピート！村長の家はどこだ！」
シャーナが右隣の小男に向かって怒鳴る。小男は、黙って奥手の大き目の家を指さした。
おりしも、そこには先に野党達、３騎程がかけて行く所であった。
突然、家の正面玄関の扉が開き、１人の男が現れる。手には巨大な白っぽい棒。男はすたすたと歩き、駆け寄る３騎の正面に立つ。
３騎の野党は男の不敵な行為に色めき立った。
「「「死ねや！」」」
駆け寄る３騎は両側から男に向かって棍棒を振るう。本来ならば、馬の勢いが乗った棍棒が男の頭を打ち砕くはずだった。だが、男の頭はそこには存在しなかった。
「なにぃ！？」
「消えた！？」
男の身体は空中に舞っていた。馬に乗る野党達の頭よりはるかに高く飛び、くるりと一回転して着地する。向こうでは、遠ざかる３騎の野党がどさっという音とともに落馬した。
男が空中にある間に浣○器で殴りつけたらしい。その早業にシャーナは目を見張った。
シャーナは不敵な笑みを浮かべると、男へ向かって馬の歩を進めた。
「あんたかい。昼間、うちのミーナをヤってくれたって変態は。」
「ミーナ？ああ、悪党の少女だな。いかにも。私がお仕置きをしてやった。」
「そうか。」
シャーナの全身から怒気が立ち上る。
「ぶち殺してやる！」
「ふっ。私の正義の燃え立つ心は誰にも消すことはできない。」
シャーナは、馬から降り立つ。男の動きを見て、馬の上で戦うのは不利だと判断したのだろう。
シャーナは鞍から巨大なグレートソードを引き抜いた、っと同時に男へ斬りかかる。
「ぜぃあ！」
「うぉ！」
巨大なグレートソードが浣○器にぶつかり火花を散らす。しかし、その圧倒的な重量が乗っても浣○器はびくともしなかった。
２合、３合とシャーナは剣を振るうが、全て浣○器に弾かれる。
「ええい！なんでできてるんだ！この注射器は！」
「ふっ。これは、大日本帝国硝子協会、師匠竹光が鍛えし業物！その辺の鉄ごときに負ける物ではない！」
「な、なんと。」
「それにこれは注射器ではない。浣○器だ。」
防御一辺倒だった男の浣○器が攻めに転じた。巨大なグレートソードでは軽やかな動きは難しい。しだいにシャーナは押されだした。
「こ、この変態野郎が・・・。」
グレートソードに尋常でない衝撃が来る。とても硝子で打たれているとは思えない程だ。
シャーナは、一騎打ちで男を倒すことはあきらめた。逆に撃たれかねない。シャーナは、すっと手を上げた。それを合図に回りを囲んでいた野党達が一斉に矢を放った。
「お、おのれ、卑怯な。」
男は、慌てた様子をかけらも見せず空に逃れる。それを狙って更に数本の矢が飛んで来るが、男は空中で全て叩き落とす。
その隙にシャーナは馬に乗りなおした。
「射よ！射よ！」
「飛び遠具とは卑怯な。」
男は、地面すれすれを滑空するように走る。誰もその姿を補足できない。あっと言う間に数人の野党が馬から叩き落とされた。
それを見てシャーナは戦慄した。更に数人の野党が叩き落とされるのを見てその戦慄は現実のものとなった。
「ええい！引け！引け！」
退却の指令を出す。回りがばらばらと逃げ出すの確認して、更に数本の矢を男に向かって放ってからシャーナも身を翻して逃げ出す。
男は逃げ遅れた野党を叩き伏せ、シャーナの逃げて行った方を見る。
「ふっ。逃がさん。」
シャーナは退却する野党の一番最後尾に馬を走らせていた。既に森の中に入っており、追っ手の心配もない。シャーナはちょっと速度を落とした。
次の瞬間、左のこめかみにがつんという衝撃をくらい、視界が暗転した。身体がぐらりと揺れ、馬の背中から転げ落ちる。とっさに受け身をとったのはシャーナの日頃の鍛練の賜物である。
必死になって飛びそうになる意識を押さえる。しばらく荒い息をしているとやっと心が静まってきた。
同時に、身体に緊張が走る。森の中のただならぬ気配を感じたからである。
「な、なんだ？」
腰の短剣を引き抜く。グレートソードは馬の鞍に括り付けたままだ。そして馬は仲間の野党達について走って行ってしまった。武器はこの短剣しかない。
シャーナは辺りを見回す。何も見えない。木々が星明かりに照らされているだけだ。だが、虫の音も聞こえない。そして辺りの異様な気配。シャーナの短剣を持つ手が汗ばむ。
キュポォォォォォォォォン。
遠くの方からかすかに音がこだまする。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォン。
段々と近づいて来る。南の方角だ。シャーナは音のした方角を凝視する。やはり何も見えない。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン。
更に音が近くなる。しかも今度は北の方角からだ。慌てて向き直るシャーナ。だが、そこにも何も見えない。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン。
音の主は確実に近づいて来る。
「誰だ！どこにいる！でてこい！」
闇に向かって怒鳴るシャーナ。それに答えるかのように音が近づく。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン。
「くそっ！変態野郎だな！どこにいる！出て来い！でてきて勝負しろ！」
もはや音はすぐそばだ。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン。
今度の音はシャーナの真後ろ、ほんのすぐそばだった。シャーナは振り返りざまに手にした短剣を投げ付ける。
短剣はまっすぐ飛び、木の幹に深々と埋まっただけであった。
投げた姿勢のまま固まるシャーナの真後ろに、影が現れた。
キュポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン。
「シャーナ様がいない！？」
「馬は帰ってきたんだが。」
「馬鹿！落馬したんだ。探しに行くぞ。」
野党の砦の前は大騒ぎになっていた。シャーナの姿がなかったからである。馬がついて着ているので誰も気にしていなかったのである。慌てて捜索隊が組織されようとしているときであった。
「４隊に分けよう。誰かローナ様に知らせに行け。」
「その必要はない。」
突然の声に野党達は静まり返り、声のする方を見る。そこにはシャーナを担ぎ上げた男の姿があった。
「返しにきたぞ。」
「き、貴様！シャーナ様を・・・シャーナ様になにをした！！」
「御仕置きだ。」
色めき立つ野党に男は冷然と答えると、シャーナの巨体をゆっくりと地面に寝かした。
剣を抜き構える野党達を見やって、男はなぜか濡れている浣○器を引き抜いた。
「けっ。この人数に勝とうってのか！」
「ふっ。いくら人数が多かろうが、この私は悪党には負けん。」
「こしゃくな！野郎どもかかれ！」
「「おぅ！！」」
「外が騒がしいわね。シャーナが帰ってきたのかしら。」
ローナは、ベッドに入って寝息を立てているミーナを見て、起こさないようにそっと部屋を出た。
砦の外に近づくにつれて聞こえて来る怒号と剣撃の音に眉を潜める。そこへ、スキンヘッドが急いでやってきた。
「一体どうしたの！？なにがあったの！？」
「闇撃ちです、姐さん。今、若い奴等が防いでいますが、持たないかもしれません。さ、ミーナ様を連れて御逃げを。」
「そ、そんなに状況は悪いの！？シャーナは？」
「シャーナ様は敵の手にかかりました。さ、お早く！！」
「いや、もう遅い。」
ローナとスキンヘッドが振り向くと巨大な浣○器を抱えた男が立っていた。気付くと先程まで喧騒に包まれてた辺りは、静まり返っていた。
「ローナ様！御逃げを！！」
スキンヘッドが、剣を構え男に突っ込む。ローナは身を翻してミーナの部屋に走った。
ローナは息を切らして走る。ミーナの部屋まで後少しというところまで来て、ローナは足をとめた。正面に人影を見つけたからである。
「誰？」
「お前がここの首領だな。」
浣○器のピストンをゆっくりと動かしながら、男が暗闇から姿を現す。
ローナはもはや真っ青になって立ちすくむだけである。
キュポォォォォォォンという音が、廊下に反響する。
「御仕置きだ。」
村長が、男の手を握る。
「本当に、本当に、本当にありがとうございました。」
「いえいえ。当然のことをしたまでですよ。」
翌日、男は村人達に見送られ村を後にするところであった。
「盗賊団は壊滅です。これも全てあなたさまのおかげ。」
村長は感謝に耐えないらしく、男の手を放そうとしない。その村長の陰から娘が顔を赤くしている。男の顔を盗み見るようにして目を上げて、男の目と目が会うと更に顔を赤くして伏せてしまった。それを見て男の歯がきらりと光る。
村長の口調に熱がこもった。
「どうでしょう。この村に逗留していただけませんか。娘も喜びます。」
「・・いえ、残念ですが。そういうわけにもいきません。」
「・・・・・そうですか。残念です。では近くにいらっしゃったら、ぜひとも御寄りください。村を上げて歓迎いたします。」
「そうですか。ありがとうございます。・・それでは。」
男は、ゆっくりと歩み去る。男の背中に背負った浣○器が太陽の光を跳ね返し、きらりと光る。
こうして、男と浣○器の活躍により１つの悪が亡んだ。
だが、世の中にはまだまだ悪が生えこびる。
戦え！悪が亡ぶ、その日まで。
ＦＩＮ．
Sight!
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