1/14 iPod nano 第6世代 感想
iPod nanoの第6世代を使えることになったので簡単に感想を。
まずは画面表示。想像していたより画面を読みやすかったです。画面サイズは小さいですが表示が明るく精細なこと、字の大きさはおおよそレシートの字の大きさであることで小さすぎないことあたりが読みやすさかと。わたし、最近老眼が始まってきたのですがorz 曲名を読むのには全く支障はありません。あと画面に収まらない長い曲名もその行だけ横にスクロールするから読めるし（iPod touch初代ははみ出した部分はどうやっても読めなかった）。問題なし。むしろ見やすい。
一番気になるところのタッチ操作。すぐに慣れました。私は手が小さめなので感度や指に触れる範囲にまごつくことはありませんでした。太い指だと気になるかもね。操作ではボリュームボタンが画面をoffにした状態で利くのが地味に気に入りました。そもそも視覚で音量を把握する必要は無いからね。むろん、画面がonの状態では視覚的にボリュームの状態を見られます。難点は手袋をしているとタッチ操作できないこと。アルバムやポッドキャストを選ぶときは親指だけ手袋から出して操作しています。
大きさについて。意識から抜けるほど小さくて軽い。イヤホンコードの付属品みたい。これは小さすぎるという感想も目にしましたが、頻繁に操作する機器ではないので、携帯する機器が小さく軽いだけで優れているでしょう。
機能について。音楽（アルバム単位）とポッドキャストを聴くことにしか使わないので。あまり感想はありません。あ、容量が2GBから8GBに増えたのでロスレス圧縮の曲をたくさん入れられるようになったのは嬉しかったです。これからはnano用にAAC256Kbps圧縮したのを用意する必要もないかと。
そして音質について。iPod nano 初代をAppleへ送ったあとはiPod touch初代を使っていたので、それとの比較です。比較すると第6世代の方が解像度が高くなったような気がします。（※解像度がよくなる、というのは音の種類や音質がより細かい違いや変化がわかるという意味で使いました。世間一般的な使い方かどうかは知らん）。比較すると高音が強めに出ているような気がします。比較すると音が細くなっているような気がします。この細いという表現、ネガティブな意味では力強さや厚みで劣る、ポジティブな表現では繊細さで勝り聞きやすさで勝る、感じかしらん。これは感覚的なところなので良い悪いではないですよ。情報量は第6世代の方が勝る、音のぶ厚さではtouchに劣る、そんな感じ。あと第6世代の方が若干ツルツルテカテカした感じで聞こえます、何言っているかわかんないでしょうが、私もこれについては他に表現のしようがない。例えて言うならノイズリダクションが弱ーくかかった感じと似ています。これらの感想は比べてみての話なので、そのうち私は気にならなくなるでしょう。
余談。音源の曲ファイルのビットレートはアップル・ロスレス、もしくは、AAC256kbpsです。これは、ずっと前に曲ファイルの圧縮率を決めようと同じ曲を圧縮率を変えて聴きくらべて決めました。私には190から256までは少しずつ変化があるけど256と320の間はほとんど変わりありませんでした。あと320にくらべて256は若干ツルツルテカテカしてます。256のほうは洗ったみたいに綺麗な音になっていて320の方はざらざらが残っている感じ、感覚的な話ですが。320とロスレスでは特定の音（シンバルの余韻とか）でしか違いがわからなかった。そういうこともあって、私はCDを取り込むときに楽器演奏系はロスレス、ポップなどのボーカル系は256にしています（320にしない理由は256のほうがキリが良い数字だからｗ）。ビットレート選びは何年か前に試したことなので、今の耳でもこのあたりの違いがわかるのか怪しいです。ちなみにAACは対応している機器も増えたし、アップル・ロスレスもフォーマットがオープンソース化されたので、アップル以外を選んだときに聴けなくなるのではないか？という不安も小さくなったので、選んでも悪くないと思いますよ。
余談その２。最近使っているイヤホンはiPod nano初代のときに付属していた白いのです（愛用していたビクターのHP-FX55は断線しちゃった;_;）。この白いイヤホンは最初の頃は使えないなぁと思っていたけれど、カナル型でないことを考慮して、耳につけるときにちゃんとポジションを合わせると充分に聴けるんですね。だもんで、懐も寂しいことだし、今はこれを常用しています。また、付属イヤホンも世代交代しているようで、今の付属イヤホンはより良くなっているそうですよ。
写真は本文と関係なくて、笠間にある芸術の森公園のオブジェのひとつ。
まぁそんな感じで。