ゴールデンウィークのツーリングの最中に持参のチェーンルブがちょうど空になったので、その後に用品屋さんへ行ったときに同じ製品を買おうとしたのです。が、そこでちょっと考え込みました。
これまで使っていたワコーズのCHLチェーンルブはさらさらタイプで使い勝手が良いのですが、自分の感想では高速道路に弱い。ハイペースで走ると潤滑が早めに切れる気がします。そこで用品屋さんのチェーンルブの棚に並ぶ製品を他になにかないかしらん?と片っ端から見くらべました。
私がチェーンルブに求めるのはメンテがしやすいことです。どんないい製品でもチェーンルブはマメに吹くのが最良であり、吹きっぱなしはできません。吹く前に汚れを拭き取るので、ルブそのものが落ちない汚れになるタイプの製品は選べません。となるとドライ系のものは白い塊ができてチェーンのまわりにくっつくので却下。べとべと系は拭き取るのがしんどいので却下。いずれもチェーンクリーナーを使えば良いのですが私は面倒くさがりなので却下。いままでワコーズのを使い続けてきたのはメンテが楽だからです。汚れが拭き取りやすいから。
見比べるといってもチェーンルブはドライ系(ホワイト系)かべとべと系(ウェット系)、さらさら系(ワコーズのみ)しかないのですが、今回は見慣れない黄色い缶の製品にしました。べとべと系ですが、糸を引くような強烈なものではなく、半さらさら半乾き系の広島高潤のチェーンルブ「KZ SPECIAL CHAIN LUBRICANT 220ml」です。Hirokoとかラベルに書いてあるから、萌え系?絵がないが?と思ってしまいましたが、メーカー名を見て納得。
で、このチェーンルブを使ってみてのコメントです。飛び散りの少なさは良好です。今までのとどっこいか少ないくらい。持ちも良好で高速道路を走った後でもルブを吹かなきゃ、と感じることはない。いま、高速道路走行込みで700kmを越えましたが、まだいけそう。チェーンの汚れについては労なく拭き取り可能。そんなわけで、しばらくこれでゆこうかと。ただし、ワコーズのは自転車に使えるけど、Hirokoは自転車には重いかもね。
まぁ、そんな感じで。