水槽の話
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はじめに (2006.1.14)

金魚を飼い始めました。金魚は人に馴れるのでかわいいですね。水槽の金魚を眺めていると気分が和みます。

最初は金魚鉢か睡蓮鉢で手軽に買おうと思っていましたが、幅30cmの水槽に金魚2尾で金魚の居る生活がスタート。2週間経たずに全滅。屍はベランダの枯れ土の植木鉢に埋めました。それが初夏の頃です。

それから1ヶ月弱ほどして再び金魚を手に入れました。こんどは元気なのを選びました。丹頂と赤の琉金の2尾です。でも1週間後に赤い方が死んでしまいました。白いほうは生き残って夏を越えました。1尾だと寂しい感じがしたのですがまた死なせるのも嫌ですし、水槽も小さいからこれでいいやと思っていました。けれど金魚の餌を探す動きがなんとも機械的な反復運動でして、しかもずーっとやっている。見ていると精神的に疲れるし、そもそも金魚は数匹で飼うものだという意見をネットで見つけたりして1尾増やすことにしました。それが秋頃。

そしてオランダ獅子頭のトラ模様が水槽に来たのですが、すると元からいた白い金魚が病気になりました。鰭が溶ける病気です。水が汚いとでるといいます。しかし1週間に1回のペースで水替えをしていたのでこれ以上水替えするとなると平日です。それはしんどいので、水槽を少し大きくしました。40cm水槽です。幅は10cmしか違いませんが水の量は倍になります。つまり水が汚れるスピードは半分になります。

水槽が大きくなってからは金魚が病気になることもなく平穏ですが、今度はエサが多すぎたみたいでお腹を壊してしまいました。1週間ほどエサをあげるのをやめて様子を見てからエサの量を減らしてあげたりエサの種類を変えてみたり。。


浮かぶ金魚とココア浴 (2006.1.15)

食後しばらくすると黒ちゃんのお腹が左右非対称にふくれあがり、かつ身体が浮かびそうになるのに抵抗して必死で泳ぐ様に気づいてエサの量を控えていたのですが、それだとエサくれダンスが鬼気迫る感じ、つまり、普段の倍の速度で首を振るようになるので見ていてつらいものがあります。様子は面白いのですがね。

消化不良は水温を上げるのが良いのですが、この先ずっと水温を上げっぱなしにするのもつらいので何か良い対策はないかとネットを調べていたら「ココア浴」というのを見つけました。ココアを水槽に入れると・消化不良・松かさ病に効くというのです。試してみることにしました。

ココア浴は30リットルの水に対して純ココア5グラム(小さじ半分程度)を入れる、というものでした。最近のココアは砂糖やらクリームが混ぜられている手軽なタイプが多いですがココア欲には使えません。混じりけ無しのココアが必要です。見てたホームページでは純ココアとして「VAN HOUTEN COCOA」を使っていました。私は森永ココアの純ココアを入手しました。おいしそうです。金魚にはもったいないです。

水やお湯に溶いて水槽に入れるらしいですが、それは餌も食べられぬほどに弱った金魚に対しての話と思います。私は粉末のまま与えることにしました。ただし濾過フィルターは止めておきます。

とはいえそもそも食べるのでしょうか?水槽に近づいた私に「エサですか?エサでやんすかー!」と狂乱する金魚たちの上からひとつまみほど入れました。白ちゃんも黒ちゃんも何が起こったのかわからないようです。口をぱくぱくぱくとしていますが、いっこうに普段のエサがふってこないので「エサでしょ?エサなんでしょ??早くくださいよー!」とさらにぱくぱくぱくぱくとしているとなにやら口に入ってきたので「?」「???」ととりあえず飲み込むと。黒ちゃんは何が入ってきたのかとびっくりして水に潜りますがすぐに水面に戻ってくると。どうやら食べるとわかったのでさらに入れました。小さじ一杯は多いので(水面がココアの粉だらけになるのは必至)少なめに。

とりあず食べたのですが、果たして効果があるのか。ネットにあったようにココア色のウンコがもりもりと出て糞詰まり気味は解消するのか。解消すると良いなぁ。


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