ネットワークに向かって呟いている言葉の履歴

2012年1月1日〜

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'12.4.3 近況。ブースターケーブル初体験

3月の最終の週末は土曜日に雨の中を実家に帰省してきんぴらごぼうをたらふく食べ、日曜日はバイクの雨の汚れを落とした後にSさんとメッセのモーターサイクルショーを観てきました。これといって見たいものがあったわけではなかったせいか淡々と。カメラに35mmレンズだけ付けてったのでどうにも不便でした。ショーには広角とか中望遠が便利ですね。

先週末の土曜日は時計の電池を交換したり池袋で映画キリンでも観てこようと駅へ行ったら大風で電車が止まってました。あとで聞いたら午後いっぱいダイヤが乱れていて、車内で5時間待っていた人もいたって下の階の婦人から聞きました。そんな感じで電車に乗れなかったので、ちょっと早いけれど床屋さんで散髪。散髪を終えても電車が動いていなかったのでスーパーマーケットで買い物して帰宅しました。帰宅したら大雨が降ってきたのでぎりぎりでした。夕食は鮭とキャベツとたまねぎとにんじんとしいたけを切って鍋につめて蒸して、麺つゆベースのポン酢タレでいただきました。味噌ダレがあればちゃんちゃん焼き風だったけれど。めんつゆ最強。

翌日曜日は晴れたので洗濯大会、および、部屋の掃除です。震災以来獣道化した私の生活スペースですが、冬の間中適当にしていたので、とうとうかろうじて残る畳の上を歩くと足の裏に粒々が感じられるようになってしまいました。さすがにストレスを感じるので掃除しようかと。さいわい風が強かったので窓を開けて風通しを良くして、はたきをかけて、掃除機をかけてすっきり。たいしたことじゃないので毎週やればいいのだけれど、このところずっと面倒に感じてしまって。

洗濯と掃除を終えた昼ころSさんを昼飯に誘ってバイクで隣町の洋食屋さんへ。席が一杯だったので順番リストに名前を記入して「何食べようかな、ここに来たらハンバーグかな」「牡蠣ですよ、牡蠣」などとメニューを眺めながら待ち始めたところで携帯電話にBuell乗りの怪人から着信です。通話ボタンを押すと彼の声が。
「我、車検に行かんとす。されど、バイクのバッテリーが上がって動けず。君、所有の充電器を貸されたし、それでエンジンをかけたし」
「問題なし。ただし、これから昼飯ゆえ、しばし待つこと我慢すべし」
「路上で立ち往生ゆえ」
「路上とな?これは奇なり。我所有の充電器はACコンセントにて使うものなり。路上にはコンセントは無し、充電は不可能なり」
「充電器本体からケーブルを外し、ブースターケーブルとして用いたし」
「否。外すことかなわず。ケーブルは本体に直付け也、その能なし」
「君、ブースターケーブルを所有せざりしか?」
「無し。君を救う手立て無し。Sも同じ意見也。JAFを呼ぶべし」
「無念なり」
電話を切ってSさんと顔を見合わせて「JAFしかないな」「JAFしかないね。前もJAF呼んだね、2度目だね」「いまどきバッテリーがあがるバイクもめずらしいよね」「彼は冬は超絶に忙しかったから。車もバッテリーが上がったらしいよ」「ハイブリッドでもバッテリー上がるんだ」などと話しつつ「この近所にドライバースタンド※車用品店があったね」という話になり、そこでブースターケーブルを調達して怪人の元へ行く案がわきました。怪人に電話をして赫々云々待つべしと伝えます。

私もSさんも空腹ですっかり白目でしたが、洋食屋さんの順番待ちをキャンセルして、バイクに乗るべくヘルメットをかぶっていると店から店員さんが飛び出してきて「すいません、いま席をおふたつ用意できたのですが、すいません」って謝ったので、いえ違うんです、急用ができてこちらの事情なのですまた来ますと応え、我々二人ともますます白目になって洋食屋さんを後にしたのでした。ドライバーズスタンドの店頭でブースターケーブルよりもバッテリーを買ったほうがいいんじゃないかなどと確認したりして時間がかかりましたが、最終的にブースターケーブルを購入したと。ちなみにブースターケーブルなら1200円弱ですがバッテリーだと2万円弱します。

空腹で三白眼になったSさんと私は、20分ほどかけて怪人が立ち往生している田んぼと林の境界へたどりつきました。近くには桜が咲いています。我々は説明書を読みながらブースターケーブルでBuellとSさんのバイクをつなぎ、無事に怪人のBuellのエンジンを掛けることができたのでした。ポイントはつないだ後は10分ほど充電してからセルを回すことですな。で、エンジンが掛かると、怪人はこれから車検のために東京を越えてバイクショップに向かわねばならぬため迅速にヘルメットをかぶりグローブをはめ、
「ありがたし、持つべきものは友かな。この恩忘れじ、必ず報うべし、精神的に、仇で。いざ行かん、御免」
とあわただしく去ってゆくのでした。遠ざかってゆくBuellの排気音を聞きながら時計を見るともう3時近く、Sさんと私は「もう3時か・・・」「陽が伸びたねぇ・・・」「腹が減った・・・」と、のろのろとバイクにまたがり、ロイヤルホストにたどりつき、遅くなった昼飯を食べ、ドリンクバーのコーヒーやお茶を啜りつつGWのツーリングの相談をしたのでした。と、ここまで書いて思い出したわ、ブースターケーブルの代金を怪人からもらわなきゃ!

話は変わりますが、忙しい間は見る気力が起きなくて録画されたままになっていたWRCのスウェーデンとメキシコをみました。ラトバラはマイペースでやってほしいけれど、それは彼の望むところではないのだろうなぁ。あと、たまに思いだしてもんもんとするのだけれどペターが調子よく上位で安定してくるとSSの走行ライン上に石が現れますよね。なんなんだろうな、石。

事務所の内線電話がリプレースされてスマートフォンになったのですが、これが大変不便。 機能が抑制されていて電話と電話帳しか使えないのです。これまで使っていたPHSならカレンダーとか電卓とか使えたのに。軽いし電池も持ったのに。電話しかかけられないスマートフォンなんて重くてでかくてつるつる滑って持ちにくいうえに電池が2日持たない不便な道具じゃないかと思った。

まぁ、そんな感じで。


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