'13.3.3　ベアリング交換と新車の感じ

SV400Sのハンドルステムのベアリング交換をバイク屋さんにお願いしてから約束の2週間が経って引き取りに行ったのは先週のことでした。バイク屋さんはハンドルステムのベアリングを交換したことを私に告げ、さらにフロントホイールのベアリングを調べたら使えないわけでは無いが正常でも無い程度にへたっていた（わずかに引っかかりがある、少し音がする）ので交換しました、と。交換済みの古い方のハンドルステムのベアリングの玉受けを見ると、玉が当たる部分の色が変わっていて規則正しく並ぶ模様のようでした。触ってみても凹んでいるような感じはしないのですが。

バイク屋さんの車庫から押し出す時から感じていたのですが、バイクが軽い。乗りだすと、フロントが軽い。ハンドリングが軽い、タイヤが軽く回っているような気がする・・・というのはハンドルに伝わる情報が多いからかも。ハンドルがこんなに動く物だとは思いませなんだ。今日はちゃんと走ってあらためて確かめましたが、ハンドリングが別物です。気のせいじゃありません。ゆっくりでも速くても、ハンドルがこまめに動こうとするのが腕に伝わるのです。それを軽さと感じるのかと。修理を依頼した本題のブレーキングでハンドルが震えるのはほぼ無くなりました。ほぼ、というのはなんか思い出したようにブレーキングの終盤でカウルが震える時があるから。とはいえ、強くブレーキをかけたときに最初からぶるぶる震えることは無くなったので怖くないです。オーケー、オーケー。

思い出すと、新車の頃はハンドルはひらひらだったし、エンジンは滑らかに回っていたような気がする。グリスアップは2万キロぐらいの時と4万キロぐらいの時にやったけれどそれでもベアリングはへたるのだなぁ、と。このベアリング関係のへたりが新車が軽く中古車が重く感じる理由かもしれぬ、と思いました。してみると中古車を買ったら走行距離や古い場合はハンドルとホイールのベアリングを交換すると幸せになれると思いました。目安は4万キロの後半でしょうか。そんなわけでリアのホイールのベアリングを発注しました。フロントがへたっていたらリアもへたれているだろうし。前後交換したら燃費が2〜３km/l改善するかもしれません。最近はエコランしても25km/lですが以前は28km/l〜30km/lだったから。

今回の修理代はちょっとまけてくれて全部で二万円。この調子で修理代の支出が続くのは勘弁ですが、予定を入れたリアホイールのベアリング交換の他にも、車体関係で気になるのはＦフォークのＯＨとブレキーディスクの交換、ドライブチェーンと前後スプロケットの交換が控えています。タイヤはもう少しでスリップサインが出るので、ＧＷで遠乗りした後は交換だし。異音が混じりだしたエンジンは腰上下ＯＨしないと割に合わない年頃が近づいています。タンクの裏には錆が出ているし。。あぁ貯金しておかなきゃって感じで、貯金するなら新車購入もありかとも考えますが、250CCでも今は乗り出しで50万円以上するし、修理した方が金額は安いな、と、当分の間は不具合を（なるだけ）コントロールしてゆこうと思います。予想と予防によって不意打ちを避けて不意の出費の確率を減らそう、って。あとはサービスマニュアルを手に入れて調整関係は自前でできる範囲を増やすとか（うーん）。最近はメーカー部品の欠品が早くなっているという噂が気になりますが。

まぁそんな感じで、乗り物を持つ人の定番の悩みですね。では。