'13.10.14 MotoGPセパンとか

土曜日にエスさんと手賀沼を散歩したほかは何もしないで三連休が終わってしまった気がします。せっかくの三連休だったのに。なんてことでしょうか。手賀沼の散歩ではエスさんの自転車が連続パンクした。直しては空気が抜け、直しては空気が抜け。彼の修理の手際がよかったｗ

今更ながらMotoGPセパンのこと。ペドロサが勝利しました。おめでとうだよ、ペドロサ。

ある掲示板を見ていたら序盤のロレンソとマルケスのバトルの後は典型的なペドロサの逃げの状態になったので眠くなった、と投稿されていましたが、私はむしろペドロサの逃げが決まったところからハラハラして仕方なかった。ここ最近の「持ってない」雰囲気のペドロサのことだから、いつ何が起こるかわかったもんじゃないので、うまくいっているときほど不安になるのです。映像が彼のオンボードに切り替わる都度に、そのままでそのままで、と祈ってましたよ。

なにごともなく無事にゴールして、さっさとパルクフェルメに戻ってきたペドロサがヘルメットを脱いだら、なんとカメラに向かって普段しないガッツポーズをしたり、この勝利は彼にとってもちょっと特別な勝利なのだな、と。それにしてもせっかく勝ったんだから、もっとゆっくりウィニングランしてファンサービスしてくればいいのに。

表彰台にはペドロサ、マルケス、ロレンソの三人が並んだわけですが、なんか地味。もうちょっとプレイヤー同士で健闘を称え合えばいいのにと思わないこともないけれど、これでいいのだとも思った。ショーじゃなくてレースなのだからして。だいたい昔々の裏で殴り合いとかしていた頃に比べれば、振る舞いはソフィスティケイトされたと思うんだ。あの頃のあれは今の三人にとって反面教師だったのかな。それはさておき、表彰台。ここにロッシやクラッチローがいるとなんか賑やかになるんだよ。また表彰台に来ないかなぁ。

ロレンソとマルケスのバトル。もう少しマシンに戦う力があれば、マルケスなんぞ、と思わせるロレンソの走り。ロレンソはやろうと思えば接触を辞さないバトルもできる。元々そういう走りだったのが今のような流麗なコーナリングになったんだし。それだけにマルケスに当たりつつパスし返したときは、おぉっ、と思った。その後にマルケスがパスし返して、ロレンソの進路を残さないようなラインで走ったことについては、これは技のうちだと思った。ラインを残さないことで危険な状況ではなかったし。あのバトルを見るに、二人ともクレバーなファイターだなぁ。この二人を相手にしたら、ペドロサは先行して逃げるしか二人に勝つ方法はないのではなかろうかと感じたよ。争いごとは嫌いそうだものペドロサ。

ロッシは定位置の４番。トップの三人は別格になってしまったとはいえ、彼らに追いつけそうなのはロッシのみ。最近の順位のグループは（ペドロサ、マルケス、ロレンソ）−（ロッシ）−（バウティスタ、クラッチロー、ブラドル）−（スミス、ドヴィチオーゾ、ヘイデン）という感じだけれど、ここでのロッシのポジションは彼の能力から来るのか、それともワークスマシンから来るのかが、最近疑問になってきた。つまり、クラッチローやバウティスタがワークスマシンに乗れば、ロッシのポジションになれるのか？ってことです。なんとも。

その他。あとスミスはだんだんポジションをあげてきたので、早くテック３らしい順位になれるといいなぁ。あとドゥカティなぁ、低迷が長いなぁ。

と、楽しんだセパンでした。次はオーストラリアGPです。日本GPまでは毎週あるから楽しみだ。

まぁ、そんな感じで。