ネットワークに向かって呟いている言葉の履歴

2017年1月1日〜

古いのはこちら −前− −後− 最近の私 top_page

'17.9.25 文房具系

覚え書きとして。

インクの相性

モンブランの万年筆インク、ミッドナイトブルーの色合いが好きで、えいやっ!と買ってきて(実にお高いんで)使ってたのです。キャップレス・デシモ(F)に入れて。でもインクの出が渋いのがどうにも我慢できなくて、パイロットのブルーブラックに変えました。ミッドナイトブルーに比べてブルーで青すぎるけど妥協して。

ミッドナイトブルーを入れてた時は、書き始めは良いのですが、ちょっと書くと文字の書き出しでインクが出てこなくなるのです。ストレスです。これはインクの出が悪いのだな、とペン先の屈伸運動をしたら、ペン先が広がって戻らなくなりました。つまり壊した。買ったお店を通じてパイロットへ修理に出しました。その際にインクの出が悪いことを添えて改善してもらうようにお願いしました。修理から戻ってきたら、良くなっていて「さすが」と思っていたのですが、使い続けているとやっぱり気になってきました。書き始めの何行は無事なのですが、だんだん書き出しでインクが出てこなくなります。少し休ませると復活するのですが、ちょっとねぇ。

ペンの持ち方をあれこれ変えて、ペンを立てて書いてみたり、ペンポイントの腹が確実に紙に当たるように指の位置を変えてみたり(キャップレスはクリップのせいで指を置く場所が限定されるため意外にストレス)、試したのですがどうにも。書き始めは良いんです。でも書き続けると駄目になるんです。

あるときパイロットのインクはキャップレスで使えるように調製されている、という言葉を思い出して、純正のブルーブラックのインクを買ってきて試したら。完璧です。もうちょっと加減してもいいんだよと思うほどにインクがたっぷり出て、これが潤沢なインクフローってやつか、と。キャップレスには純正インクを入れておけば間違いないという話は本当だったんだと。たぶん、他メーカー品でもさらさらした粘度低めのインクを入れれば問題は起きないのかも。

そんなわけで紙面が青いなぁと思いながら使っていますが、不思議なことにだんだん青い字面に慣れてゆきますね。

ボールペン購入

Pentelのビクーニャのインクが出なくなったので(思ったより早く無くなった。おまけだったからかしら)、ボールペンを選ぶ自由を得ました。で、ゲルインクのPentelのエナージェル・エックス(0.7mm)を入手。ノック式でリフィルの交換が出来るモデル。

これはインクフローが潤沢で、しかも0.7だから線が太い。太すぎた。試し書きをしてから選んでこれでいいやと思ったのですが、実際に使ってみたらインク出の良さも合わさって太すぎました。それにキャンパスノートでは裏抜けしないものの、字画のトメの部分が裏からわかる。これがゲルインクというものか、0.7では太すぎたと思ったのでした。油性ボールペンならともかく、ゲルインクの0.7を細々とした字を書くノートに使おうとした私が間違いなんだわ。しかし、このゲルインク、くっきり鮮やかな黒い線が魅力的ですね。

その後しばらくして丸善にゆく機会があって、849を手に入れました。細字で黒インク。軸は丸善モデルなんで紺色。これ、すらすらと書ける油性ボールペンです。ダマがほとんどでないしインクの黒色は普通に油性ボールペン。このストレスのない普通感が良いです。さらにノックの音がカチカチしない。意外だったのが鉛筆みたいな六角形の軸。試し書きでは気にならなかったのですが、無造作に手に取って書き出すと六角形の角が指に当たるのを感じる時があります。そういうときは握りを微調整すればフィット感がよろしくなります。

休日が雨の日に、そうだ、エナージェルもリフィルを交換すればいいんだ!と、文房具屋さんへ。とはいっても書店の文房具コーナーです。ボールペンのリフィルを探していて思ったのは棚の配置にメーカーの営業活動が垣間見えるな、と。メーカーごとに分散していて、良い場所はPILOTのフリクションや三菱のユニボールがあるの。Pentelは探しちゃいましたよ。エナージェルのリフィルには0.3と0.4と0.5が有ってどれにするか迷いました。字幅0.5で良いような気もするけれど、0.7でインクの出が良かったのでちょっと細めの0.4を選びました。

使ってみると鮮やかな黒はそのままに裏から見える心配もなくちょうど良い感じ。ただ細いペン先のボールペンは使い慣れていないせいか、ペンが走らない、字画の線の長さが短めになる印象。たぶんペン先が紙面にめりこんで抵抗するんじゃないかしら。0.7ではぬるぬるーと流れる印象だったので。まぁ、でも、すぐ慣れました。あと、エナージェル・エックスは軸が良いですね。手が小さめの私には太めの軸でゆったり握れるし、部品の構成や精度がよろしいのか、かっちりと組み立てられていてぐらつきがなく、何といっても重量バランスが良いのです。浪人回しペン回しがするりと決まるんです。上手になったと勘違いしちゃいそう。

ということで、ボールペンはエナージェルと849の二本立て。主にエナージェルを事務所でノートとるときに使ってます。0.7のリフィルが余っちゃったけれど、軸どうしようかなぁ。

まぁそんな感じで。


先頭に戻る top_page
これはすが制作しました。著作権を放棄してません http://suji.la.coocan.jp/
suji@mba.nifty.ne.jp